059-378-3113〒513-0834三重県鈴鹿市庄野羽山2丁目6-3

診療理念

当院の
診療ポリシーについて

当院の診療ポリシーについて

心ある患者様を心ある医師が診させていただくと言うこと

昔は「医者は病気を見て人を見ない」などと言われたこともありましたが、今はそう言う時代ではありません。
インフォームド・コンセントやセカンド・オピニオンといった言葉が一般の方々にもよく知られるようになり、患者様の正当な「知る権利」は一層大きくなっています。
医師は、常に患者様と同じ目線に立って、同じ方向を向いて話をさせていただくべきと考えています。
患者様お一人おひとりの心に完全に寄り添うことができたとき、患者様にとってたった一人の真のかかりつけ医になれるのだと思います。

いつでも患者様のお役に立てるジェネラリストでありたい

当院は、医師が1人であるにもかかわらず、多くの診療科目を掲げて診療に当たっています。
それは、地域の皆様にとっての医療の第一次相談窓口でありたいと考えるからです。一見小さなことのように思えることでも、気軽に医師に相談していただけることが、大きな取りこぼしを防ぐことにつながると考えます。
「とりあえず何でもいいから不調は訴えに来てください、診察させてください、それから一緒に考えていきましょう。」というスタンスでありたいと思っています。

必要な時には、もちろんスペシャリストとしてもお手伝いいたします

私の医師としての第一歩は、胸部外科から始まりました。
胸部外科では、肺にも心臓にも食道にも外科的なアプローチをいたします。
そこから研鑽を積み、現在、内科・外科・循環器内科・呼吸器内科・胃腸内科を診療科目に挙げています。
循環器と呼吸器に関しては特にスペシャリストとしてのお手伝いができますし、他の分野の専門的な疾患についても適切な病院を責任を持ってご紹介させていただきます。
何でも一番にご相談いただける身近な窓口でありたいと願うゆえんでもあります。
(※大腸内視鏡検査は行っておりません)

生活習慣病の改善のために
一緒に努力しましょう

生活習慣病の改善ために一緒に努力しましょう

会社の集団健診は早期発見のチャンス

「生まれてこのかた、ほとんど医者にかかったことがない」と自慢される方がたまにいらっしゃいます。
そう言う方には、いわゆる「病院嫌い」の方も多いものです。
そして、そう言う方の中で「会社の健康診断に引っかかった」とおっしゃって、渋々受診される方がいらっしゃいます。
高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病でいらっしゃることがほとんどです。
早く治療を開始できますので、健康診断に引っかかって、むしろよかったのです。

自営業・自由業の方も、年に1回は健診を受けてください

お勤めの方の場合は、半ば強制的に会社の集団健診を受けさせられます。
そして「引っかかった」場合は、「精密検査を受けてください」となります。
そこで詳しいお話を当院でお伺いし、必要と判断すればさらに詳しい検査も行い、病名がつきます。そこからがやっと、治療のスタートとなります。
生活習慣病だけではなく、集団健診によって「がんの疑いあり」とされ、「要精検」とされたことにより初期のがんが見つかることもあります。
長年健診を受けないでいると、自覚症状のないままにがんが大きく育ち、手遅れになることも残念ですがよくあります。
こういったことを防ぐためにも、自営業・自由業の方も年に一回は健診を受けるようにしてください。

「無病息災よりも一病息災」は、本当です

昔は「無病息災」と言いましたが、今は「一病息災」と言います。
病気のない人は自分の体に無頓着なことが多いので、大きな病気を見過ごしてしまうこともあるのですが、ひとつでも病気を抱えている人はその病気のコントロールのために、日々自分の体と向き合っているので、結果的に無病の人よりも健康的な生活が送れるということです。
全くの「無病」で寿命を全うされる方はごくわずかです。
正面から自分の体と向き合い、目をそらさずに、抱えているかもしれない「一病」を見つめることから始めてみましょう。
それには、まず気軽な相談や健診です。

高齢者がご自宅で
幸せに生活するために

高齢者がご自宅で幸せに生活するために

最期の瞬間をどこで迎えるか

ひと昔前までは、自宅で最期の時を迎えるということは普通のことでした。
住み慣れた家で、家族に看取られて亡くなる方が多かったのです。
それが、延命措置をぎりぎりまで続けた末に、病院で息を引き取るということが普通になった今、また「やはり最期は人間らしく」と在宅を望む方が増えてきています。
たくさんの機械やチューブ類と医療従事者に見守られての死ではなく、最期まで自分の家で家族とともにありたいと願うのは、人間として自然なことだと思います。

ご家族を助けるために在宅医療制度はあります

多くの方は、ご自身は最期の時を自宅で迎えたいと望まれますが、見守る家族の労苦には大変なものがあります。
お勤めと両立が難しいと悩まれる方、お仕事への責任感と肉親への情愛のはざまで揺れ動く方、そんな方々のために在宅医療はあります。
後に続く世代として、地域のお年寄りの方々に恩返しをさせていただきたいという思いを、私も持っています。
がんばって働いてこられたお年寄りに、晩年をより平穏に過ごしていただくことができるよう、どうか医師に何でもご相談ください。